最近、HIITのメニューに縄跳びを取り入れています。
Garminのトレーニングアプリに、プライオメトリクス(plyometrics)というアプリがあります。
縄跳びなど、「筋肉を伸ばしたり縮めたりを繰り返すことで筋力アップ」するトレーニングをプライオメトリクスといいます。詳しく書いた記事はこちらです。
そしてこのプライオメトリクスというアプリの有料版を購入しました。その様子はこちらの記事でも書いています。
このアプリの表示のなかで、カロリー計算について分かりにくいところがありましたので、開発者にメールで聞いてみました。
疑問①ディスプレイのカロリー表示と、プライオメトリクスのカロリー表示がある
Garminのカロリー表示は、このような形で表示されます。ここでは45kcal。
その一方で、このような表示もあります。ここでは瞬間カロリー合計で91kcal, 調整カロリーで89kcal。さきほどの45kcalとは倍も違います。
さて、どちらを見ればよいのか。開発者にメールで質問しました。すぐに返事が来ました。
結論
画像上は、ガーミンが計測するカロリー
画像下の瞬間カロリー、 調整カロリーは、開発者が、Journal of Sports Sciencesのカロリー計算をもとに算出したもの。心拍数(現在値と平均値)をもとにした、性別によっても異なるカロリー
とのことでした。上のガーミン計測カロリーはガーミンが提供していて、消すことができないのだそうです。
今までガーミン提供のランニングアプリしか使っていなかったので、せっかくメイン画面に大きく表示されるのに、あくまでガーミンが計測したカロリーでしかないことを知りませんでした。
せっかく開発者が作ったアプリなのだから、開発者が計算したカロリーをメイン画面に表示してくれてもいいのに…という気もします。
疑問②体重調整可能カロリーとは何を指す?
以下、PlyoMetricsのアプリの説明にはこのように書いてあります。
重み付きのベスト、足首、または手首のウェイトでトレーニングしますか?このアプリケーションは、「体重調整可能」カロリー計算を提供し、データをGarmin Connect WebおよびAppに投稿します。追加の重みは、構成設定で追加できます。
このアプリケーションは、体重調整されたカロリー計算を提供し、Garmin Connect WebおよびAppにデータを投稿します。カロリー計算式は、Journal of Sports Sciencesからのもので、性別固有の値を提供します。カロリーデータは現在の心拍数と平均心拍数の両方に基づいており、データはConnectにIQデータとして投稿されます。
この「体重調整可能カロリー」というのが、先ほどの瞬時カロリー合計(現在の心拍数から算出)と調整カロリー(平均心拍数から算出)です。
ただ、上の書き方だと、体重調整していない(つまりウエイトをつけていない)場合がどこに含まれるのか分かりにくい。わたしがひっかかったのはここでした。
瞬時カロリー合計と調整カロリーの表示は、ウエイトをつけた人だけに与えられる数字?と勘違いしてしまいそうです。
結論
体重調整可能カロリーとは、ウエイトなしなら自分の体重で算出してくれ、自分の体重+ウエイトだったら2つの合計で算出してくれる
結果、縄跳び10分の消費カロリーは?
つまり、縄跳び10分で、89kcalを消費することが分かりました。ガーミンが45kcalだから、ほぼ2倍です!
やはりジョギングより負荷が高いんですね。
20分やれば、178kcal。以下の記事にも書いたとおり、1日に運動で消費したい推奨カロリーは200~300kcalとされているので、20分ちょっとやればクリアということになります。
そしてHIITの記事でも書いたとおり、心拍数が上がる強度でやれば、アフターバーン効果も期待できますね。
やはり、HIITのメニューに縄跳びを入れるのは、いいアイデアだと思います。皆さんもご一緒にいかがですか?
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