今日は、マラソン大会でもらえる、参加賞のTシャツについて考えてみました。
マラソン大会に出場すると、参加費にもよりますが、参加賞をもらえることがあります。Tシャツやタオルが一般的です。そしてこの参加賞のTシャツというのが、蛍光色を使ったものなど、ハデなカラーが特徴です。

実のところ、なかなか着るタイミングが見つからない…
という考えの人もいるのか、メルカリには、よく参加賞のTシャツが売られています。
わたしも若いころ、出場した大会でもらったTシャツを着ることはありませんでした。
しかし最近、ひとつの答えにたどり着きました。
結論:大会Tシャツは、堂々と着るべし
大会Tシャツは、堂々と着るべきである、という結論にたどり着きました。その理由は3つ。
理由① 自慢できる
わたしの所属するランニングクラブの男性の話です。そして、前の週に参加したマラソン大会のTシャツを着て、翌週のマラソン大会に出るのだそうです。
その理由は、「大会に参加している他のランナーから、注目を浴びるから」。
Tシャツには、開催日がプリントされているものが多いので、
「え…、先週あのマラソン走って、今週もまたこの大会出てるの?すごいな…」
と一目置かれるのだと言います。
それだけでなく、前の週の大会Tシャツを着ているからには、疲れた走りは見せられない、という意識が働き、ちょっとムリしてでもがんばって走ろう、という気合いも入ります。相乗効果バツグンです。
無言で自慢できてしまう魔法のアイテム。これを使わない手はありません。
理由② さわやかな出会いがある
筆者の実体験でお伝えします。
昨年の11月、岐阜県の揖斐川町で開催されたいびがわマラソン(フルマラソン)に参加しました。
岐阜県出身の女子マラソン金メダリストである高橋尚子さんがスペシャルアドバイザー、金哲彦さんがスペシャルコーチを務める、とても人気のある大会です。毎年、エントリー開始時間から20~30分で締め切られるため、「今年は28分で締め切られた」とランナーの間で話題になるほど。その参加賞のTシャツがこちらです。
いびがわマラソンは、山の中を走るのですが、動物がプリントされていて、とってもかわいいです。
その約1か月後、今度は奈良マラソン(フルマラソン)に参加しました。
わたしは、このいびがわマラソンのTシャツを着て走りました。そこで2つの出会いがあったのです。
- 出会い1 応援してもらえた
わたしと同じTシャツを着た男性、つまり同じいびがわマラソンに参加した男性に、レース後半の上り坂、本当につらいところで
「いびがわ!がんばろう!」
と、追い越しがてら、声をかけてもらえました。
- 出会い2 応援した
そんな出会いの数キロ先で、今度は、前方に、やはり同じTシャツを着た男の子がいました。足が終わってしまったようで、テクテクと歩いていました。今度はわたしが
「いびがわ!がんばろう!」
と、勇気を出して、声をかけてみました。男の子はその時はポカンとしていましたが、ゴールした後で
「さっきはありがとうございました。おかげでがんばれました」
と声をかけてくれました。
こんなふうに、Tシャツは、スポーツ大会らしいさわやかな体験をさせてくれます。マラソン大会でこういう経験をした人は多いと思います。
理由③ 素材やカラーがランニングに最適
Tシャツの生地が、汗をかいても渇きやすい素材が使われていることが多く、言うまでもなく、ランニングに最適です。また、蛍光色などを着ていれば、夜のランニングで危険を回避できます。
これだけは気をつけよう:参加賞Tシャツの注意点
サイズ感には注意しましょう。男女混合の大会だと、サイズがユニセックスになり、女性にとって、Mサイズでも大きく感じるかもしれません。実際のところ、受け取ってみてのイチかバチかなところもありますが、体験談などをネットで検索して参考にするとよいかもしれないです。ちなみに名古屋ウィメンズマラソンは、女性の大会なので、Sサイズはだいぶ小さめです。(筆者は身長160cm、体重47㎏)
おわりに
いかがでしたでしょうか。自分にとっては価値のないように見えるものでも、見方によっては宝物。次のマラソン大会にぜひ、お役立ていただきたいと思います。
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