ホノルルマラソンはバーチャルに。ホノルルマラソン参加経験のある筆者が解説します。

ランニング

 

毎年12月に開催されるホノルルマラソンですが、今年は開催を断念し、延期開催を検討中であることが10月末に伝えられました。

 

そして本日2020年11月5日、「ホノルルマラソン・バーチャル・ビーチフェス」の開催が発表されました。

 

 

以下、詳しくお伝えします。

 

ホノルルマラソンとは

 

 

15年前の2005年、わたしはホノルルマラソンに参加しました。

温暖な気候に恵まれながら、クリスマスイルミネーションや海を見ながらのラン。ホスピタリティあふれるボランティアの皆さんに支えてもらえて、何とか完走することができました。

 

フルマラソンの部の要項

 

フルマラソンの部の要項は以下のとおりです。

わたしは、旅行会社のホノルルマラソンツアーに申し込んだので、エントリーは旅行会社がしてくれました。

 

 

制限時間がありませんので、マラソンビギナーの人が存分に楽しめる大会です。

詳しい内容は、ホノルルマラソン日本事務局のHPへどうそ。

 

 

 

 

参加料28,000円。

 

以下の記事で書いたシカゴマラソンの参加料は、米国非在住者で230ドル。24,000円くらいなので、シカゴマラソンに比べると少しお高めでしょうか。

 

ホノルルマラソンのコース

 

公式HPには以下のように紹介されています。

 

アラモアナ公園前をスタートした後、世界的に有名なワイキキビーチ、ダイヤモンドヘッドを経てハワイカイで折り返し、カピオラニ公園でフィニッシュするという壮大なシーサイドコースです。

 

 

 

フルマラソンの場合、アラモアナ公園前をスタートするのが朝の5時。

日が昇る前の暗いアラモアナ公園前。

オレンジ色の街頭に照らされて、大勢のランナーが集まります。

ラジオの生中継をしているのか、音楽やパーソナリティの声がガンガン聞こえてお祭りムード。

号砲が鳴り、2万人がゆっくりとスタート。

ワイキキビーチ沿いの大通りでは、クリスマスイルミネーションを楽しみながら、徐々に身体を慣らしていきます。

ちなみにフルマラソンの高低差はこんな感じです。

 

ダイヤモンドヘッドを登ったり下ったりするので、そこだけ高低差がありますが、それ以外は走りやすい平坦なコースです。

ダイヤモンドヘッドを過ぎると、高級住宅地を通り抜けて、そのあとは広くまっすぐな一直線の道路を走った記憶があります。

応援してくれる人の数も街なかに比べると寂しくなり、ここからはみんな自分との戦い。たくさんの足音だけを聞きながら、ひたすら走り続けます。

 

まだ薄暗かったと思うのですが、とっくに折返しを終えたトップランナーとすれ違いました。他のランナーが歓声を上げて応援していました。

 

今ではフルマラソンの間にトイレに行くことはなくなりましたが、まだまだマラソンビギナーだったわたしは、暑さのあまり水分をよく飲んでいたので、トイレに並んだ記憶があります。混んでいましたね…。

 

日差しがジリジリと暑く照らされて、でも終盤にまた海の見えるコースに戻り、あとちょっと、あとちょっとと最後の力を振り絞りながら、カピオラニ公園を目指しました。

 

カピオラニ公園は、たくさんのボランティアの人や、応援に来てくれた人たち、ランナーのご家族、音楽と場内アナウンスの声で溢れかえっていました。あと、走り終えたランナーの人たちの笑顔と歓声。今でもその光景が目に浮かぶくらい、鮮明に憶えています。

 

 

ホノルルマラソンのツアーはいくらから?

 

以下、HISのHPからの情報です。

 

東京発4日で、エコノミークラスでは146,000円から。

 

 

大阪発、北海道発もありました。

 

 

ただし、この4日間のスケジュールがなかなか厳しいです。

 

 

到着したその日にEXPOへ向かい、翌日はマラソン大会当日。そしてその次の日には出国です。

自由時間はEXPOで受付を済ませてから、その日の夜まで。

そしてマラソン当日の、走り終わってからの時間のみ。

本当に、走るためだけのツアーですね。

ただし下記の料金も含まれています。

 参加料

 大会前までの練習として、ランニングクラブに月1回参加

 スタート地点までの送迎トロリー

 無料スマホ

 

詳しくはHISのHPへどうぞ。

 

 

ホノルルマラソン2020について

 

 

そのホノルルマラソンですが、冒頭にも書いたように、今年は開催断念となり、延期を検討されているようです。ホノルルマラソン協会は以下のように発表しています。

 

私どもは、2021年上期における延期開催が可能な代替日の検討と協議を行う予定です。
2021年にその延期開催の日程をスケジュールできない場合、
エントリーされている皆様は、2021年12月開催の第49回ホノルルマラソンに追加料金なしで参加することができます。

 

すでにエントリーしている参加者は、追加料金なしで、延期開催の大会か、来年のホノルルマラソンに参加できるそうです。この出走権引き継ぎ制度がうれしいですよね。

 

今年は「バーチャル・ビーチフェス」

 

 

そして本日2020年11月5日、「ホノルルマラソン・バーチャル・ビーチフェス」の開催が発表されました。

 

要項はこちらです。期間はすべて日本時間です。

フルマラソンは、複数回に渡り、フルマラソンの距離を完走するマルチデーも採用されています。

 

 

特典のTシャルと完走メダルはこちらです。

 

 

Secret Designが気になりますね…色もすてきです。

 

事前にホノルルマラソン日本事務局サイトのエントリーが必要です。詳しくは以下をどうぞ。

 

 

おわりに

 

 

 

調べているうちに、再びホノルルマラソンに挑戦したくなりました。

制限時間がないからゆっくりランを楽しめるし、温暖だから、寒さ対策はいりません。景色が最高で、ボランティアの人たちも温かい。

走ったあとはショッピング、マリンスポーツ、トレッキング、グルメを楽しめる…。

最高ですよね!

ビギナーこそが楽しめるホノルルマラソン、ぜひ一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

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