最近、HIITのメニューとして縄跳びを取り入れています。
Garminのトレーニングアプリ、プライオメトリクス(PlyoMetrics)を使い、その効果を計測している今日このごろですが、今日はそんなHIITの中でもタバタ式トレーニングについて、その研究結果を見ていきたいと思います。
タバタ式トレーニングとは
立命館教授の田畑泉氏が科学的にその効果を証明したトレーニングで、以下の要領で行います。
強度の目安について言うと、田畑氏の論文において、被験者は以下の強度を維持していました。
最大酸素摂取量(VO2max)の170%が具体的にどのような数値になるのか、ピンと来なかったので、調べてみました。わたしの直近のフルマラソンのタイムから見ると、VO2maxは34。34の170%は58でした。キロ3分9秒で走るレベルですが、わたしはそんなスピードで走ったこともなく、もちろん走れるはずもありません。心臓飛び出るくらい速く、という意味なのが分かります。
(出典:https://www.ginoshatai.com/blog/post/3694)
これではタバタ式トレーニングを挑戦することすらできないのでは…と思っていたのですが、強度は、以下でも同様であるとしています。
この数値なら、何とかできそうです。
期待できるとされる効果
ACSM’s Health & Fitness Journalの以下の記事では、タバタ式トレーニングには以下の効果が期待できると書いてあります。
脂肪の減少
血圧の改善
インスリン感受性の向上:インスリンがより効果的に機能すると、筋肉はより多くの脂肪を燃料として使用できるようになり、その結果、2型糖尿病などの心血管疾患およびそのリスクが軽減
ブドウ糖調節の向上
研究結果
上記のACSM’s Health & Fitness Journalでは以下の研究結果が発表されていました。
短時間で効果が得られる
Aチーム:週に、4 分のタバタ式トレーニングを4回(最大酸素摂取量(VO2max)の170 %)+30分間の耐久セッション=46 分
Bチーム:週に、中強度の有酸素運動30 分(最大酸素摂取量(VO2max)の70 %)を5 回=300 分
このA,Bチームの運動効果が同等だったそうです。つまり有酸素運動の6分の1の時間で、有酸素運動を行うのと同じ効果を得られるということです。
心肺機能の強化
アフターバーン効果
4 分間のジャンプスクワット後の30 分で消費したカロリーが行う前の 2倍
タバタ式トレーニング後の12 時間で、消費するカロリーは 150 kcal
おわりに
今日はタバタ式トレーニングで得られる数値についてお伝えしました。
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